サタスペ「シャブの踊る渡り鳥」プレイレポート その2 遊んだ日:20140420〜20140504 書いた日:20140507 DD:サタスペあき     書いた人:トガリのPL このレポートはアジアンパンクTRPG「サタスペ」のセッション内容を チャットログと、PLの記憶を元にまとめたものである。 データやルーリングに関する説明は省いている。あしからず。 **************************************** 0.前回までのあらすじ 行方不明の少女「フェイフェイ」を捜すうち、謎の麻薬組織の影が見え隠れ。 フェイフェイは奴らに誘拐されたのか? フェイフェイの安否が問われる状況。 情報をまとめるため、西城邸に向かっていた一行は、何者かの追跡に気付く……。 **************************************** 1.競争! 追跡者は2台の謎の敵(暴走族)。PCはチーム全体で1つのコマを使用。 1ラウンド目、ファンブル狙いで難易度16を宣言したトガリがムーブ判定。 ファンブルからの逆転で遠距離にススム。続くラウンドで、みきは難易度12を宣言。 セカールの【応援】を受け、判定に見事成功して敵を振り切る。実にあざやか。 みき :「あ、タイヤが溝に落ちちゃいました!」溝滑りで高速コーナーリング ザコA :「なん……だと……」 ザコB :「あのスピードでコーナーに突っ込むなんて……」 イリヤ :「見てるこっちの、心臓が悪いよ」 セカールの銃弾が敵の車のタンクを撃ち抜き、一台を爆発炎上させるも(演出です) 残る1台が必死に追いすがり、ついにチームは謎の敵と対面することに。 **************************************** 2.血戦!その1 謎の敵の正体は、フェイフェイを誘拐した麻薬組織のメンバーだった。 周囲をこそこそと嗅ぎ回る亜侠どもを、実力で叩き潰しにやってきたのだ。 だがしかし、競争で数を減らしてしまった(残り2体!)ため多勢に無勢。 一体は行動不能。もう一体はモラル判定で「激」になった隙をつかれ トガリの「抱きしめる・キスをする」の餌食になってしまう。 トガリ :ロマンス判定します! 「こんな野蛮なこと人間のする仕事じゃないよ」 セカール:あ、【応援】入れます 「キースキースキース」 DD :それ【応援】になるんすか トリコとなったギャングから情報を聞きだしたところ、フェイフェイが 捕らわれている場所が判明。一行は装備を整え、敵のアジトへと向かう。 **************************************** 3.血戦!その2 一行は夜明けとともに敵のアジトを急襲し、誘拐された人質の解放に成功! その後、異変に気付いたギャングどもと、シナリオ最後の血戦に挑む。 敵は下っ端(暴走族)が6体とボス(弱い人間コンピュータ)が1体。 ジオラマに壁が多いせいで、双方が全力移動を続けるという静かな立ち上がり。 しかし、接敵後のラウンドはそれまでと打って変わって劇的な展開となる。 まず、イリヤのワルサーPPKの不意打ちで下っ端1体が行動不能。 イリヤ :「俺のとっておき(貰い物)を舐めるな!」 続くセイエドは手榴弾で、ボスと下っ端をまとめて片付けようとするもファンブル。 DD :元気よく手榴弾を投げようとしたら肩の間接がゴキッといっちゃいました セイエド:「ぐわあああああ肩が!肩が!」 みき :「セイエドおじさま!?」(遮蔽でセイエドの姿が見えない位置にいる) トガリ :「おじさんが肩を撃たれた!!」(みき同様、セイエドの声しか聞こえない) セカール:「セイエドさんの肩がまるでパワプロの主人公の肩のように!」 セイエドはファンブルからの逆転で成功度1を獲得。ボスを行動不能に追い込む。 同ラウンド、セカールの手榴弾でさらに下っ端1体が行動不能。 みきのAKMフルオート射撃で下っ端2体が行動不能となり、敵は残り2体。 ここで、みきは敵の反撃を受けて重傷に。モラル判定は「律」で、戦線離脱。 下っ端 :「皆の仇だぁー!」 みき :「あぅっ・・・!」 銃弾を受けてカラシニコフを地面に落としてしまい そのまま撃たれた場所を手で押さえてうずくまります セイエド:「お嬢!」 次のラウンドに移り、イリヤがチーフスペシャルで不意打ち! 残る敵は1体。 セイエドがAKMフルオート射撃で最後の下っ端を狙うが、これは回避される。 同じくAKMのフルオート射撃を行ったセカールは、命中判定でファンブル。 セカール:「運がいいな、弾切れだ」 下っ端の周りの床が綺麗に穴だらけに! セイエド:しかし、下っ端の背後には化けネズミ(トガリ)が! セカール:「かかったな下っ端、俺は囮だ!」 トガリ :AKMを抜き打ちフルオート! 10点のダメージを食らえ! この攻撃で、最後に残った下っ端1体も行動不能に陥る。 みきが重傷になった以外は特に被害なし。圧倒的な勝利だ。 チームに大量の武器をもたらした、みきの財力に感謝しつつ結末へ。 **************************************** 4.結末 夜明けの街。無事、フェイフェイの救出&麻薬組織の壊滅に成功した一行。 トガリは生き残った麻薬組織のボスを連れ、追加報酬を貰いに警察へ 他のメンバーは、フェイフェイを彼女の自宅へと送り届けることに。 しかし、ここで事件が発生。道中、フェイフェイと二人きりになったイリヤは 彼女を押し倒そうとする。イリヤの〔恋愛〕は2。対するフェイフェイは5! セカールの【応援】を受け、気合でブースト!するも、イリヤは判定に失敗。 ロマンスファンブル表の結果は「恋に疲れる。〔精神点〕が1D6点減少」 そして、1D6の出目は非情にも6。すでに〔精神点〕が重傷のイリヤは…… みき :倒れたー!? フェイフェイ :「いきなり押し倒すとか破廉恥ダヨー!」 「フェイフェイそんなに安くないヨー!」 プンプン! セイエド:じゃあおじさんが代わりに送ってあげよう セカール:【応援】したので「きっと今頃は……」と、思いながら帰ってます 「いやー良いことをした後は気持ちがいいものですね」 イリヤ :俺、ヘタレじゃねーか! キレイにオチがついたところでセッション終了。生きてて良かった!! **************************************** 5.「絶対爆発シスターズ」の面々 「赤木イリヤ」21歳、男。カルマ:技術屋(犯罪)。 血戦では暗器での不意打ちで活躍。跳べない攻撃は一撃必殺がカッコいいんですよ。 前半での情報収集が評価され、アフタープレイでは「情報屋」のカルマを修得。 「小津セイエド」58歳、男。カルマ:技術屋(犯罪)。 イリヤが玉砕した後のフォローに回り、【フェイフェイのコネ】を入手していた。 ベテランの風格が漂っていたことから、アフタープレイで「親分」のカルマを修得。 「西城みき」16歳、女。カルマ:マネージャー。 買い物に競争に血戦にと大忙しのリーダー。その財力でチームに勝利をもたらす。 買い物でチームに貢献したため、アフタープレイで「闇商人」のカルマを修得。 「セカール・ザキール」11歳(外見年齢30代)、男。カルマ:参謀。 その後表の結果で「大阪市警」に加入。なかなかハードな人生がお好みな様子。 みきに付き添う姿が印象的だったので、アフタープレイで「用心棒」のカルマを修得。 「東京トガリ」17歳、女。カルマ:荒事屋。 セイエドの「化けネズミ」発言のとおり、トガリのイラストは、直立二足歩行する ネズミとなっている。アフタープレイでは「キジルシ」のカルマを修得。当然だ。