サタスペ「シャブの踊る渡り鳥」プレイレポート　その１
遊んだ日：２０１４０４１３　書いた日：２０１４０４１７
ＤＤ：サタスペあき　　　　　書いた人：トガリのＰＬ

このレポートはアジアンパンクＴＲＰＧ「サタスペ」のセッション内容を
チャットログと、ＰＬの記憶を元にまとめたものである。
データやルーリングに関する説明は省いている。あしからず。

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０．「絶対爆発シスターズ」の面々
「赤木イリヤ」２１歳、男。カルマ：技術屋（犯罪）。
〔犯罪〕亜侠だが「＋１エムブレム」を大切にしている。だって男の子だもん！

「小津セイエド」５８歳、男。カルマ：技術屋（犯罪）。
表の顔「ルポライター」らしく情報収集が得意。発言は短いながらもキレがある。

「西城みき」１６歳、女。カルマ：マネージャー。
チーム一の良心と〔生活〕の持ち主。そんな彼女はチームのリーダー。苦労するぜ！

「セカール・ザキール」１１歳（外見年齢３０代）、男。カルマ：参謀。
沈黙シリーズのコックによく似た〔教養〕亜侠。とても危険な匂いがする男。

「東京トガリ」１７歳、女。カルマ：荒事屋。
〔恋愛〕亜侠。《ＬＳＤ》をキメていただけでロクに働いていない。それでいいの？

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１．導入
ある日の昼下がり。西城邸でくつろぐチーム「絶対爆発シスターズ」の一行。
料理をしたり記事を書いたり、その邪魔をしたりと、思い思いに時間を過ごす。

そこにやってきた今回の依頼人「ヤン・リェン」。
ヤンは、みきと同じ女学校に通う女子高生。
依頼はヤンの友人に関することだという。

「フェイフェイを探せ！」
ヤンの学友「フェイフェイ」が、学校帰りに姿を消した。
フェイフェイは親に黙って外泊するような子ではない。
何かの事件に巻き込まれている恐れがあるので
一刻も早く、フェイフェイを探し出して欲しい。
報酬は《札束》１つと《札巻》４つ＋支度金に《札巻》４つ。

  みき  「できれば写真等外見がわかるものはありませんか？」
  ヤン  「はい。これがフェイフェイの写真デス」
  みき  「元気そうな先輩ですね」
 イリヤ 「誘拐されてるかも」
セイエド「ふーむ……攫われて手篭めにされてそうな顔だ」

ひどいよセイエドおじさん！

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２．情報収集
ヤンの依頼を快諾（セイエド「さっきからイリヤがちらちら写真見てるからな」）
した一行は情報収集を開始する。そこでＤＤが提示した調査項目は以下の３つ。

「フェイフェイの行方」
　ターゲットトピック：ＳＬ３の「おせっかい」
　フェイフェイの自宅は中華街にある。
　学校帰りにヤンと別れたのもこのエリア。
　この情報は中華街でしか調べられない。

「妙なうわさ」
　ターゲットトピック：ＳＬ３の「ゴシップ」
　十三で何やら妙なうわさが広まっている。
　この情報は十三でしか調べられない。

「妖しい情報」
　ターゲットトピック：ＳＬ２の「飲食」
　亜侠が集まる街ミナミならあるいは……。
　この情報はミナミでしか調べられない。

チーム内での相談の結果、イリヤとセイエドは中華街で情報収集。
みきとセカールは軍艦島、トガリは十三へそれぞれ買い物に向かう。

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３．中華街「徐福得観」
中華街へ移動し、地元住民に聞き込みをするイリヤとセイエド。
情報イベントが発生し、イリヤはＳＬ２の「トンデモ」にリンクを伸ばす。
しかし、続く判定でファンブル発生。ファンブルからの逆転でイリヤは重傷に。

ＳＬ３の「ゴシップ」にリンクを伸ばしたものの、持っている趣味が合わず
セイエドは再びＳＬ０からリンク判定に挑戦。しかし、またもやファンブルが。
逆転してＳＬ１の「工作」にリンクを伸ばすセイエド。さらにサイフをコストに
リンク判定を続け、今度はイベントを引き当てる。〔肉体点〕と引き換えに
ＳＬ２の「ゴシップ」「サビシガリヤ」「健康」にリンクを伸ばす。

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４．十三「私立十三高校」
軍艦島での調達が終わり、一度、合流してアイテムを分配することに。
《食事》は皆で分け合い、《ジャリ銭》と《ワルサーPPK》はイリヤの元へ。

セイエド「んでイリヤに貸してた《チースペ》返してもらう」
 イリヤ 「ちょっと待って。俺の《＋１エムブレム》
　　　　　その《チースペ》に貼り付けてんだけど……」
セイエド「なんだこの趣味の悪いエンブレムは…」
  みき  「べりべりべり」
 トガリ 「ﾎﾟｲｯ」
 イリヤ 「ぎゃーー」

無事に分配を終え、イリヤとセイエドは十三で情報収集を開始。
《ジャリ銭》をコストにした再行動で、イリヤがＳＬ２の「ゴシップ」に
リンクを伸ばし、続くセイエドが見事ターゲットトピックを引き当てる。
そんなチームワークで勝ち取った情報がこちら。

「妙なうわさ」
　学生街にたむろする若者の間で、新しいドラッグがうわさになっている。
　そのドラッグの名前は「ニトロ」といい、効果は実に強力。（トガリ「いいね！」）
　ある亜侠グループがミナミで扱っているらしいという話だが……。

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５．中華街「徐福得観」
あくる日の朝、イリヤは再び中華街を訪れ、単独で情報収集を続ける。
セイエドが残したトピックからリンク判定に挑戦するが、痛恨のファンブル。
しかし、怪我の功名。情報ハプニングから、まさかの情報屋チュンさん登場！
自分自身も驚きながら、イリヤは以下の情報を手に入れる。

「フェイフェイの行方」
　フェイフェイは突然、謎の集団に自動車で連れ去られた。犯人は２０代の複数の若者。
　なお、フェイフェイを連れ去った自動車は中華街を抜けて南に向かった模様。

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６．ミナミ「ＪＡＩＬ　ＨＯＵＳＥ」
ミナミのバー、亜侠のたまり場で聞き込みをするイリヤ以外の四人。
一番手のセイエドがＳＬ１の「サビシガリヤ」「健康」「旅行」にリンクを伸ばし
続いて教養亜侠のセカールがリンク判定に挑戦。クールな推理で情報をゲット！

「妖しい情報」
　子どもやジャンキーの間で妙なドラッグが流行っている。
　その売り手について大阪市警が捜査中だが、未だ尻尾をつかめずにいる。
　捜査の担当者、契約刑事「マリア・ビスコンティ」に話を聞くと良いかも。

マリアはＪＡＩＬ　ＨＯＵＳＥで酒に浸り、ウサ晴らしをしているという。
一行はマリアに交渉を持ちかけ、捜査の手伝いを申し出る。

セイエド「こちらのお嬢がお話があるそうでね」
  みき  「お、おはようございます……え、っと、その、あの……」
セカール「実は彼女、ニトロという新種のドラッグに興味がありましてね
　　　　　……まぁみての通り奥手で中々口に出せませんが」
  みき  「えぇ……！？」

ニトロの売り手を血祭りに上げることを条件に、マリアは報酬を約束する。
その内容は《札束》２つと「おたから」１つ、マリアのキス１０年分（女子のみ）。
追加報酬への道が見え始めたところで次回に続く！