/主なスケール（音階）一覧表

主によく使われるであろうスケールと、元々付いていたら面白いだろうなというスケール（主に民族音階）をまとめました。

・恥ずかしながらモードについては勉強を始めたばかりですので、
　理解ある人にとっては多少、過不足のあるスケール一覧だと思われるかもしれません。

・個人的には一応ちゃんと確認を取っていますが、表記ミスがあるかもしれません。

敲くのはもちろん自由ですので、スケール一覧作成の案の一つとして、
たかぼーさんや、他にこの機能の追加を希望するユーザーの皆さんの参考にしてもらえたら幸いです。

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※どのスケールも、Cがルート音になっています

※調号(#,b)の表記の使い分けは、使用するスケールによって決まっているそうです。
　また、同じ音階なのに調号表記が異なるスケールも中にはあります
　例）
　ロクリアン♭4・スケールの表記		C Db Eb Fb Gb Ab Bb
　オルタード・スケールの表記		C Db D# E F# G# Bb

..よくよく考えたら、調号表記をちゃんと書いてもDominoのスケール表示機能には無関係ですね(汗
ここでは全部bか#に統一した方が見やすかったかもしれません。
が、自分用のメモも兼ねて表記統一していませんので、ご容赦を。


＜従来の2スケール＞

−ナチュラル・メジャー・スケール
C D E F G A B

−ナチュラル・マイナー・スケール
C D Eb F G Ab Bb

以下、新たに追加されるスケール ※言い方が変わるだけで、重複しているスケールもあります


＜ナチュラルスケールからの派生スケール＞

−ハーモニック・マイナー・スケール（Harmonic Minor Scale）
C D Eb F G Ab B

−メロディック・マイナー・スケール（Melodic Minor Scale）
C D Eb F G A B

−ハーモニック・メジャー・スケール（Harmonic Major Scale）
C D E F G Ab B

−ダブル・ハーモニック・メジャー・スケール（Double Harmonic Major Scale）
C D# E F G Ab B

−オルタード・スケール（Altered Scale）
C Db D# E F# G# Bb


<チャーチ・モード>

−イオニアン・スケール（Ionian Scale） ※ナチュラル・メジャー・スケールと同じ
C D E F G A B

−ドリアン・スケール（Dorian Scale）
C D Eb F G A Bb

−フリジアン・スケール（Phrigian Scale）
C Db Eb F G Ab Bb

−リディアン・スケール（Lydian Scale）
C D E F# G A B

−ミクソリディアン・スケール（Mixolydian Scale）
C D E F G A Bb

−エオリアン・スケール（Aeolian Scale） ※ナチュラル・マイナー・スケールと同じ
C D Eb F G Ab Bb

−ロクリアン・スケール（Locrian Scale）
C Db Eb F Gb Ab Bb


<シンメトリカル・スケール> ※音階が規則的に並べられたスケール

−ディミニッシュ・スケール（Diminish Scale）
C D Eb F F# G# A B

−コンビネーション・ディミニッシュ・スケール（Combination Diminish Scale）
C Db Eb E F# G A Bb

−オーギュメント・スケール（Augment Scale）
C D# E G Ab B

−ホールトーン・スケール（Wholetone Scale）
C D E F# Ab Bb


<ペンタトニック・スケール（5音階）>

−メジャー・ペンタトニック・スケール（Major Pentatonic Scale）
C D E G A

−マイナー・ペンタトニック・スケール（Minor Pentatonic Scale）
C Eb F G Bb


<その他・民族音階> ※ここから先は、一覧のプリセットになくていいかも

−メジャー・ブルース・スケール（Major Blues Scale）
C Eb E G A Bb

−マイナー・ブルース・スケール（Minor Blues Scale）
C Eb F Gb G Bb

−ラーガ・バイラブ・スケール（Raga Bhairav Scale）
C Db E F G Ab B

−ラーガ・ガマナスラマ・スケール（Raga Gamanasrama Scale）
C Db E F# G A B

−ラーガ・トーディ・スケール（Raga Todi Scale）
C Db Eb F# G Ab B

−スパニッシュ・スケール（Spanish Scale）
C Db Eb E F G Ab Bb

−ジプシー・スケール（Gypsy Scale）
C D Eb F# G Ab B

−アラビアン・スケール（Arabian Scale）
C D E F Gb Ab Bb

−エジプシャン・スケール（Egyptian Scale）
C D F G Bb

−ハワイアン・スケール（Hawaiian Scale）
C D Eb G A

−ペロッグ・スケール（Pelog Scale）
C Db Eb G Ab

−都節（みやこぶし）音階（Miyakobushi Scale）
C Db F G Ab

−琉球音階（Ryukyu Scale）
C E F G B

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以下、長くなりますが、このスケール一覧を書いたときにまとめたメモから、参考になりそうな記述を書き止めます。
（ワードの整理になるかと思い、若干無関係なことも乗せています。）


※上記のスケールの選択や調号表記は主に、以下のサイトやソフトウェアを参考にしています。
　・http://pohwa.adam.ne.jp/you/music/key.html
　・http://www.geocities.jp/cozysjazz/mode.html
　・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E9%9A%8E
　・『KORG DS-10』（後述）内臓のスケール一覧から

　いわゆる教本の類からは全く参考にしていないので、学術的観点から見るとだいぶ区分けが怪しいスケール一覧だと思います。
　変な言い方になりますが、なるべく卑近な視点から理解できるような一覧の作成に努めました。


※イオニアンからロクリアンはチャーチ・モードとも呼ばれ、
　イオニアン（従来のナチュラル・メジャー・スケール）から
　ドリアン	:イオニアンを2度(D)から並べ直したスケール
　フリジアン	:イオニアンを3度(E)から並べ直したスケール
　 ：
　 ：
　という関係になっています。

※ダイアトニック・スケールという言葉もありますが、
　これはチャーチモードにおける基準スケールであるイオニアン・スケールのことを表したり
　単に、7音階スケールを総称した言葉と捉えられることもあります。

※よく知られたスケールでは他にもブルース・スケールがありますが、
　これが曖昧なもので、同じ言い方でも数種類のスケールに解釈されるようなので（ここはちょっと勉強不足ですいません）
　自信がなかったのでその他のところにまとめました（スケール名とその音階は、『KORG DS-10』の表記に準拠）


※民族音階は他にもたくさんの種類がありますが、上記一覧の選択は、ニンテンドーDSのシンセサイザーソフト『KORG DS-10』の
　カオス・パッドで選択できるスケールから抜粋しています。

　また、ほかにもiPhone／iPod Touch専用のソフト『ドップラーパッド（DopplerPad）』なる音楽ソフトがあるらしく、
　このソフトの機能スケールエディター内のスケールにも、DS-10と全く同じ種類のスケールが採用されているみたいです。
　こちらのサイト内で、まとめた上記スケールの殆どが鍵盤絵付きで紹介されているので、スケール確認の参考にしてください。
　http://ja.dopplerpad.com/userguide/