カービィ 「カービィロボ、出る!」 バシュウ! キービィ 「俺らも行くぞ!」 アカービィ 「あぁ!」 ミドービィ 「準備は出来ている。」 バシュウ! バシュウ! バシュウ! メタ 「俺も出る。艦は任せたぞ、バル。」 バル 『わかりました。』 バシュウ! カービィ 「!おんやん!」 おんやん 「おまたせ。」 メタ 「おしゃべりしている暇はない。俺が大王を回収する間援護を頼む。」 ミドービィ 「了解した。お前ら、近接戦闘が得意なやつはメタナイトの周りに付け。遠距離が得意なやつは威嚇射撃だ。僕は遠距離に周る。」 キービィ 「わかった。アカービィ、回収の手伝いしにいくぞ!」 アカービィ 「よし!」 おんやん 「僕も近接武器がほとんどだ、そっちに周る。」 カービィ 「じゃあ、僕は数が少ない遠距離に周るかな。」 ミドービィ 「あと、バル!聞こえるか?」 バル 『どうした?』 ミドービィ 「ハッチの中に、数種類のブースターがあるのがわかるか?」 バル 『あぁ、ウィングブースター、ソードブースター、レーザーブースターの3種類だな。』 ミドービィ 「今から、現在装備しているウィングブースターをパージする。勝手にブースターがそっちに行くから回収しろ。あとレーザーブースターを射出してくれ。」 バル 『了解した。』 ミドービィ 「よし、ブースターパージ!」 ガシャン! ミドービィ 「次、ブースタードッキング!」 ガシャン! ミドービィ 「よし、カービィ!僕は遠くの敵を狙撃する。お前は迎撃しろ!」 カービィ 「わかった!」 ミドービィ (主砲、レーザーランチャー、ロックオン完了。副砲、二連装スパークアロー、ロックオン完了。ミサイルポッド、マルチロックオン。) ミドービィ 「当たれ!」 ドドドドドドガアァァァァ!!! カービィ 「ビームバスター!」 ビーーー! ビーーー! 雑魚 「・・・!」 ドカァァァン! カービィ (・・・このロボの動力は僕達の星の力だ。余り無駄使いしたくないけど・・・!) カービィ 「ミサイルランチャー!」 バシュゥン! 雑魚 「!?」 ボン! メタ 「よし、回収が完了した!これからどう攻める?」 ミドービィ 「突っ込む奴等と艦の護衛に分けた方がいい。僕は護衛する。」 アカービィ 「俺も護衛しよう。キービィ、特効は任せたぞ。」 キービィ 「・・・嬉しくないぞ、その言い方。バル、俺とアカービィはソードブースターに変える。できるか?」 バル 『もちろんだ。射出するぞ。』 おんやん 「僕は護衛に周ろう。余り傷は付けたくないしね。」 メタ 「俺は突っ込む。そっちの方が戦いやすい。」 カービィ 「僕も行こう。あいつの王冠を取ってやらないとあいつも正気に戻らない。」 カービィ (けど、なんで急にマスタークラウンが・・・シャドービィか?) メタ 「そろそろ行くぞ。」 キービィ 「あぁ!」 カービィ 「うん、行こう!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーー ひろき 「・・・」 ひろき (・・・あー、頭痛ぇ。オレは確か・・・) 流星 「起きたか?」 ひろき 「流星!?」 シャドー 「全く面倒な事を・・・」 ひろき 「ここは・・・?」 流星 「俺の隠れ家だ。俺達がここへ連れてきた。」 シャドー 「お前は闇の力の暴走を起こした。しばらくは動けない。」 ひろき 「嫌だ!オレも戦・・・グッ!」 バチィッ! シャドー 「動けないと言ったはずだ。大人しくしてろ。」 ひろき 「・・・それでも・・・!」 流星 「言っても聞かなさそうだな。」 シャドー 「・・・しょうがない。少しじっとしてろ。」 ひろき 「?何を・・・」 ひろき (・・・これは、闇の力?なるほど、体に闇を慣れさせるってことか。) シャドー 「・・・これで少しは安定するだろ。いいか。闇の力は強大なほど制御が難しい。使うにしてもセーブしておけ。」 流星 「俺の超能力も少し分けるか。」 ひろき 「・・・これは?」 流星 「どれも軽くしか使えないが、サイコキネシス、テレポート、あと空間認知だ。」 ひろき 「・・・悪いな。」 流星 「気にするな。それより早くあいつらに合流しろよ。場所は教える。」 ひろき 「そうだな。」 ーーーーーーーーーーーーーーーーー ドガァァン! キービィ 「うわぁ!」 カービィ 「キービィ!」 キービィ 「くそ、離脱する!」 メタ 「まずいな・・・!カービィ、後ろだ!」 カービィ 「!?しまっ・・・!」 ドガァァァン! カービィ 「?誰だ?」 ひろき 「危ないな、カービィ。」 カービィ 「ひろき!?」 ひろき 「悪いな、遅れた。」 ひろき (スターバイクに空間認知。結構戦えるな。) メタ 「小型の戦闘機か?」 ひろき 「まあ、そんなところか。それより、突っ込むぞ!」 ??? 「・・・ガー、ピピピピ」 メタ 「!?何だ?」 ひろき 「あれは・・・HR-H!?」 カービィ 「僕が壊したはずなのに!」 HR-H 「ガー、ピロポロ」 ビーーーーーー! ひろき 「ッ!レーザーか!」 カービィ 「危な!」 メタ 「くっ!」 HR-H 「ピー、ガガガ」 バシュウ! カービィ 「今度はミサイル!」 メタ 「数が多すぎる!」 ひろき 「うち落とす!」 ドガァァァァン! ひろき 「数ばかりいたって!」 HR-H 「・・・ガガガ」 ひろき 「ついてきな、デカブツ!」 HR-H 「ガガガ・・・」 ひろき 「よし、カービィ、メタナイト、今だ!」 カービィ 「ビームバスター!」 ビー、ビー、ビー! メタ 「切り刻む!」 ズバ! HR-H 「・・・ガ・・・ガ・・・」 メタ 「!?まだ動く!?変形する気か!」 ひろき 「させるか!動力源を潰す!」 ひろき 「これで終わりだ!」 ドガアァァァァァン! HR-H 「ガ・・・!」 カービィ 「・・・終わった?」 ひろき 「ひとまずはな。」 メタ 「一旦戻るぞ。」 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 戦艦ハルバード メタ 「・・・もうすぐマホロアとの対決だ。今の内に情報共有しよう。」 ひろき 「・・・あのお前らのロボはなんだったんだ?オレはあんなにあったなんて聞いてないぞ。」 メタ 「カービィのものをベースに造ってみたが思ったより役に立ったな。今後も使いそうだ。」 バル 「今はメンテナンス中で使えないけどな。」 メタ 「新規の物も製作中だ。お前の分もな。あの小型の戦闘機であそこまでやれたんだ。腕は確かだろう?」 ひろき 「まあ、慣れてるからな。こういうの。」 アドレーヌ 「それよりさっきのあの姿はなんだったの?」 ひろき 「あれは・・・闇の力だ。オレの手には・・・まだ負えない。」 カービィ 「・・・!『まだ』?」 ひろき 「ああ、もう少しで何かが掴めそうだ。流石にマホロア戦には間に合わないが。でも、オレの武器はそれだけじゃない。」 カービィ 「そうだね。それに僕にも新しい力があるんだ!」 リボン 「スターモードだっけ?」 カービィ 「うん、あれがあればいけると思う。長期戦は無理だけどね。」 ひろき (・・・正直マホロアなんてオレかカービィがいればどうにでもなる。これは前座に過ぎない。) ひろき (それより誰がマホロアにクラウンを渡したかだ。シャドービィは直接は関与してないだろうな。この状況を読んで、利用してはいるだろうが。となると・・・) ーーーーーーーーーーーーーーーーー ダークメタ 「・・・どう思う、真の黒幕の可能性について。」 ダークマター 「ほぼ確実だろう。マホロア程度の力では正直俺達を倒す事も出来んだろう。」 ダークメタ 「だよな?・・・どうだ、その真の黒幕を探して吹っ飛ばすってのは。」 ダークマター 「・・・いいだろう、マホロアはあいつらに任せるとしよう。」 ??? 「奇遇だな。」 ダークマター 「・・・お前らは・・・」 流星 「利害の一致ってやつ?」 シャドー 「・・・とりあえず、俺の邪魔だけはするな。」 ダークメタ 「ハ、お前らこそ足手まといになるなよ?」 ダークマター 「・・・フン。」    第14話へ続く