**似た者同士 [#r7896445] デデデ城 大広間 デデデ 「''さぁ、皆じゃんじゃん肉を焼いてじゃんじゃん食べるゾイ‼''」 エスカルゴン 「...陛下は食べてばっかいないで少しは肉焼くの手伝ったらどうでゲス?」 デデデ 「やかましいゾイ、エスカルゴン‼」 カービィ 「肉肉〜♪...あれ、ひろき食べないの?調子悪い?」 ひろき 「...遅くねぇか、マクシーム?」 恒河沙 「...彼の性格から忘れてる可能性もあるかもね。」 おんやん 「うーん...どうしたんだろ。」 letas 「自分の妄想に浸ってたりして。」 メタビィ 「いや、武器の手入れかも...」 カビ太郎 「調べ物かな?」 ?君 「...僕が探してこようか?」 金色の翼 「こちらの防衛は俺がいれば十分だろう。誰か探しに行くなら行け。」 炸燬 「...エルトは忙しくて来れないって言ってたけど、結菜は来るはずだよね?」 憂姫 「...確かに家のメイドも遅いわね。」 おんやん 「...僕達4人で探しに行く?」 ひろき 「...そうだな。カービィ、俺達の分の肉も残しておけよ?」 カービィ 「えぇー...それは幾らひろきでも約束できn...」 ''ガチン‼'' ワド 「カービィさんが自重しない様なら即鉄ハンマーを振り下ろすので、安心して出掛けて下さいッス‼」 カービィ 「...痛た...いきなり何するんだよ〜...」 ひろき 「...ドンマイ、カービィ。」 シャドー 「...フン。」 ---- グリーングリーンズ マクシーム 「...アンタか、俺に手紙を送ったのは。」 薄雪草 結菜 「その通り、私が手紙の送り主だよ。」 マクシーム 「...目的はなんだ?」 結菜 「...単刀直入に言うよ?」 マクシーム 「...あぁ。」 結菜 「...アンタ、私の彼氏役になってくれない?」 マクシーム 「''...何ィィィィィ⁉''」 ---- デデデ城前 ひろき 「スターバイク‼」 大型エアライドマシンを呼び出す。 炸燬 「...流石に4人は乗れないんじゃない?」 憂姫 「またこの前みたいに融合して合計2人で乗り込む?...正直私はおんやんとの体の相性が余り良くないんだけど...身長的に。」 おんやん 「...背が高くて悪かったな。」 ひろき 「...おんやん、お前らもさっさと準備しろ。」 ひろきは右手に持ったカードケースに炸燬のカードを入れる。 おんやん 「...はいはい。」 おんやんもカードケースを持った右腕を真っ直ぐ伸ばし、左手で憂姫のカードを入れる。 2人は同時にカードケースを、右腰につける。 すると炸燬はひろきに、憂姫はおんやんに身体が重なり融合が完了した。 ひろき 「よし、とっとと行くぞ。早く乗れ。」 炸燬 (...ぶっちゃけ私達だけなら飛んだ方が速いんだけど...) 憂姫 (アンタ達が速過ぎるのよ...) おんやん 「...まあ、何かあるとマズイし、融合しとくのは悪くないと思うよ?実際、この二刀流で戦うのは楽しいし。」 ひろき 「...とりあえず、ここから近いグリーングリーンズにでも行くか...」 ---- 裏 宿屋 個室 マクシーム 「...話を整理するぞ?」 結菜 「うん。」 マクシーム 「まず、お前は憂姫専属のメイドって事でいいんだな?」 結菜 「そうだね。」 マクシーム 「...でお前は憂姫に対してなんらかの特別な感情を抱いていて、憂姫に構って欲しいと。」 結菜 「...そういう事だね。」 マクシーム 「しかし、おんやんという奴が幻想郷に来てから構ってくれなくなったと。」 結菜 「そーなんだよ〜...」 マクシーム 「...でひろきから変態的な強さを持つ俺を紹介され、とりあえず彼氏を作って憂姫と、同じ土俵に立ちたいと...」 結菜 「その通り‼」 マクシーム 「...一ついいか?」 結菜 「何?」 マクシーム 「お前...変態だな。」 結菜 「あなたも変態なんじゃ無いの?」 マクシーム 「人間離れした動きをしただけで変態とか...どういう紹介してんだよひろき...俺はアンタと言う変態とは違う。」 結菜 「...ホントかな?」 マクシーム 「ホントだ‼」 ---- グリーングリーンズ おんやん 「...いないね、誰も。」 ひろき 「次行くぞ次‼裏の宿屋だ‼」 憂姫 (裏?) 炸燬 (マクシームが住んでるらしいよ。) 憂姫 (そっか。) ---- 宿屋 個室 マクシーム (...どうする、どうするマクシーム!彼女が出来るんだぞ!でも性格に難が...いやいや、これを逃せばもう...''だぁぁぁぁぁ''、どうすれば...) 結菜 「...どうしたの?」 マクシーム 「...決めた。いいぞ、彼女になってくれ。」 結菜 「...ホントに?」 マクシーム 「前から彼女は欲しかったんだ。俺でいいなら付き合ってくれ。」 結菜 「...良かった〜、炸燬も憂姫も次々彼氏作ってたから焦ってたんだ。そんな所に私と同じ変態がいたからこれ逃したらどうしようかと...」 マクシーム 「...俺は変態じゃない...」 結菜 「いいのいいの、変態同士のカップルの方が面白いし。...あなたは幻想郷の事余り知らないんだっけ?」 マクシーム 「...まあ、詳しくは知らないな。」 結菜 「じゃあ、私が教えてあげるね。」 ---- 宿屋前 ひろき 「...ここか?」 おんやん 「...何か声聞こえない?」 マクシーム 『...詳しくは知らないな。』 結菜 『じゃあ、私が教えてあげるね。』 全員 「''⁉''」 ひろき 「''な、何やってんだあいつら‼まさかそっち方面のこt''ムグッ⁉」 おんやんに口を抑えられた。 おんやん (馬鹿、そんな大声出したら...!) 炸燬 (で、でも教えるって何を⁉) 憂姫 (まさか結菜の変態度もここまで...!) ひろき (止めなくていいのか⁉) おんやん (ご、誤解かもしれないしとりあえず様子をそこの窓から...) ひろき (覗きじゃねぇか‼) ---- マクシーム (...何やってんだあいつら...窓から丸見えだぞ。) 結菜 「...ちゃんと聞いてる?」 マクシーム 「あ、悪い考え事してた...」 結菜 「...もしかして長い話ニガテ?」 マクシーム 「...まあ、ニガテかな。」 マクシーム (...気づいてない?) 結菜 「...じゃ、長話はこれ位にして焼肉パーティーにそろそろ行く?」 マクシーム 「...そうだな。」 ---- ひろき (マ、マズくないか?外に出るみたいだぞ?) おんやん (...大丈夫、僕にいい考えがある。) ひろき (...それフラグじゃね?) 炸燬 (...あ、分かったかも。) 憂姫 (...嫌な予感が...) ---- ''ガチャ'' 「あ。」 ---- 気がついたらおんやんが憂姫を差し出していた。 憂姫 「...」 おんやん 「...」 結菜 「''憂姫ィィィ‼''」 結菜が憂姫にいきなり抱きついて来た! 憂姫 「''きゃぁぁぁぁ⁉''ちょ、鼻血、鼻血が‼」 マクシーム 「''...うわぁ...''」 ひろき 「おい、おんやん...」 おんやん 「...よし。」 憂姫 「''よしじゃない‼''おんやん、アンタも道連れに...!」 おんやん 「''そうはさせるか‼''」 グイ ひろき 「え?」 憂姫が手を伸ばして来たと同時におんやんはひろきを盾にしてきた。ひろきのカードケースを一旦とり、大きく『''BOG''』と書かれたカードを装填して元に戻した。ひろきはおんやんの代わりに引っ張られる。 炸燬 「ちょっと、ひろき⁉」 ひろき 「おい、おんやんこのカードまさか...」 ひろきの身体がどんどん変化していく。...さっきのカード、よく見てみると『''Boy Or Girl ?''』と書いてある。つまり... マクシーム 「...なんか、女になってねぇか?」 ひろき 「''...おんやん、お前やってくれたな‼''」 炸燬 「...可愛い...」 ひろき 「へ?...お、おいマクシーム凄い嫌な予感がするから助けt...炸燬落ち着け!無言で近づかないでくれ怖いから‼これ以上近づいたらあれだぞ、女体化した事で得た弾幕をぶっ放すぞ?」 弾幕を牽制に撃つ。しかし、普通に避けられる。 ひろき 「ヤバイ''(確信)''。おい、憂姫!腕を早く離してくれ!これ以上近づかれたら...!」 憂姫 「''もうアンタも道連れだぁぁ‼''」 ひろき 「''うわぁぁぁぁぁぁ‼''」 ''ピチューン'' ---- |''お前ら落ち着け''| ---- 宿屋 個室 ひろき 「''...疲れた...''」 炸燬 「ご、ごめん...我慢出来なくてつい...」 マクシーム 「...正直可愛いかった。」 ひろき 「嬉しくないって...」 おんやん 「本当、あういうの見ると女に見えるよねー。」 憂姫 「確かに初対面だと女に見えるかも...」 結菜 「てか実際初対面の時男か女かわからなかったし。」 アバター 「余談だが、俺のオリジナルもちょくちょく間違えられた事があったな。''(実話)''」 ひろき 「マジかよ...そしてアバターいきなり出てくるな...」 そう言いながらカードを抜き、性転換を解除する。 ---- ひろき 「...焼肉パーティー、行くか?」 マクシーム 「...大丈夫か?もう少し休んで行っても...」 ひろき 「''もう肉残ってるかも定かじゃねぇのにそんな時間ねぇよ。''」 マクシーム 「た、確かに...」 おんやん 「...でも、スターバイクって最高でも2人しか乗れないよね?どうするの?」 ひろき 「スターバイク(大型バイク)とライドボード(スケボー)を連結させれば3人乗りになる。俺とおんやんはロボで飛ぶから、後はお前らで相談しろ。''...来い‼''」 ワープホールからロボを呼び出す。ついでにスターバイクとライドボードも呼ぶ。おんやんもどこからかロボを呼び出した様だ。 炸燬 「...どうする?こんな機械触った事もないんだけど。」 憂姫 「こういう仕事をするのがメイドでしょ?」 結菜 「えー、私?」 憂姫 「終わったら撫でてあげるから。」 結菜 「''やった!''」 憂姫 「私スケボーの方ね。結菜の後ろとか危な過ぎるし。」 炸燬 「...私はどこでもいいよ。」 ひろき 『よし、決まったみたいだな。』 マクシーム 「...おい、俺は...?」 おんやん 『え?』 ひろき 『大和に乗るんじゃないの?』 マクシーム 「''乗れるか勿体無い‼''大体あんな洞窟に幻想戦艦が入る訳ねぇだろ!」 ひろき 『...それもそうか。いいぜ、乗れよ。』 マクシーム 「...わかった。」 ---- 悪夢の洞窟→欲望の洞窟 結菜 「ここを抜ければもうすぐだっけ?」 マクシーム 『そのはずだ。』 ひろき 『...⁉レーダーに敵影⁉』 おんやん 『えぇ⁉』 憂姫 「''...そこだ‼''」 スターバイクの左側に取り付けられたライドボードに乗りながら、前方の敵をすれ違い様に居合い斬りをきめる。 ??? 「グガアァ⁉」 ひろき 「...懐かしいな。ラストゴーストと龍の思念体が融合した、闇の王か。」 全員、ロボやマシンから降りて臨戦態勢に入る。 おんやん 「...そうだね、前にもこの3人で、」 マクシーム 「こいつをぶっ倒したんだったな。その頃はまだへぶしいいいいだったか。」 ひろき 「今度は6人で倒すか?」 マクシーム 「おいおい、まさか俺にまで融合しろとか言うんじゃねぇだろうな?」 ひろき 「そのまさかだ。...ほら。」 結菜のカードをマクシームに渡した。 マクシーム 「...なるほど、フォトンとして解析した、これならカードケース無しで行けそうだ。」 おんやん 「よし、準備はいいね?」 ひろき達3人が横に並び、その前に少女3人が並び立つ。 ひろきが右手に持ったカードケースに炸燬のカードを左手で入れる...! おんやんはカードケースを持った右腕を真っ直ぐ伸ばし、左手で憂姫のカードを入れる。 マクシームは結菜のカードを右手に持ち、結菜に向けてフォトンを込めながらかざした。 融合は同時に起こった。 ひろきやおんやん達はいつもの様に、2人の身体が重なったが、マクシーム達の場合結菜の身体をフォトンに一旦分解、それを吸収する...! 融合が終わるのも同時だった。 ---- ...今、時間は止まっている。 何故止めているかは色々理由はあるのだが...一番の理由は思考を整理するためだ。 紫 「...何この空気。」 ひろき 「...なんでアンタがここにいる?」 紫 「え?来ちゃダメだったりしたの?」 ひろき 「唐突過ぎんだよ‼他の2人ポカーンとしてんじゃねぇか‼」 おんやん・マクシーム 「ポカーン」 ひろき 「本当にしなくていい‼」 紫 「...まあ、あの3人がここにいるって聞いたから来てみただけなんだけどね。一応、異変解決の貢献者だった訳だしね。」 マクシーム 「...まあ、丁度いい所に来た。せっかく時間停止しても動ける奴が4人も集まったんだ。ちょっと試したい事があるんだ。」 ひろき 「...時間飛翔で時止めてんの地味に疲れるから手短にな。」 マクシーム 「作戦終了まで保つならいい。説明を始めるぞ。」 ひろき 「ずっとじゃねぇか‼」 ---- 作戦会議中... ---- マクシーム 「...て訳だ。わかったか4人とも?」 紫 「私完全に雑用じゃない...まあいいけど。」 結菜 (...私の力について来れるの、マクシーム?一応一度はひろきを叩きのめした事あるけど。) マクシーム 「うお、マジかよ...まあ、どうにかなるだろ。」 ひろき 「あの時のカードじゃ太刀打ち出来なかったからなぁ...」 炸燬 (全く、あの時はどうなるかと...) 憂姫 (ちょっと、それじゃいつも引き分けだった私が結菜より弱いみたいじゃない!) 結菜 (私強いから〜) 憂姫 (何〜!) おんやん 「...そろそろ始めない?」 マクシーム 「そうだな、それじゃ俺に合わせてくれ。」 マクシーム・結菜 「''...『キシン流奥義』‼''」 マクシームが目にも止まらぬスピードで闇の王に格闘を仕掛けていった。残像...いや、分身か?ともかく、マクシームが3人に見えた。 ひろき 「...全く、名前だけじゃなく技まで借りるとはな‼」 こちらも超高速で飛翔し、すれ違い様に何度も斬りつけていった。 おんやん 「2人とも速いなぁ...」 そう言いつつも、おんやんも瞬間的に加速しこちらもすれ違い様に斬りつける。 紫 「はーい、ロードローラー追加ねー。」 紫はスキマを使い、闇の王の真上にロードローラーを出現させる。 マクシーム 「よーし...一度やってみたかったんだよな...''無駄無駄無駄無駄無駄...!''」 そのロードローラーの上に乗ったマクシームは結菜の能力を使用し、拳を何度もロードローラーに叩きつける。 おんやん 「『双竜』...」 こちらは腕をクロスさせ、居合斬りの構えをとる。 ひろき 「やっぱロマンと言ったらロボだよなぁ‼」 ひろきは攻撃しつつ、ひろきとおんやんのロボを遠隔操作する。 マクシーム・ひろき 「''ぶっ潰れろォ‼''」 ''ドガァァァァ‼'' マクシームはロードローラーごと闇の王を潰し、ひろき仕様のロボは左腕に取り付けられたハイドラウェポンでドリルに変形したおんやんのロボを掴み、猛スピードで突っ込む。 おんやん・憂姫 「''『斬鉄剣』‼''」 ひろき・炸燬 「''『ファイナルクリムゾン』‼''」 ''ズバァ‼'' その後おんやんとひろきが同時に突っ込み、二対の虹色の日本刀と3本の剣を合わせた紅に輝く大剣が奴の体を斬り裂く...‼ ひろき 「''...飛翔終了。''」 指を鳴らす。すると、 闇の王 「''ギャアアアァァァ...''」 ''ドガァァァァァァァン‼'' ---- マクシーム 「''大・成・功‼''」 ひろき 「''よっしゃあ‼''」 おんやん 「やったね‼」 結菜 「...いや〜、まさかフォトンとやらに変換されるとは...」 憂姫 「こっちも疲れたなぁ...」 炸燬 「そう?こっちは楽だったけど。」 紫 「あなたとひろきのシンクロ率ハンパないからね...」 ひろき 「...そうだな。」 どうでもいい事を話していたが... マクシーム 「...?」 ひろき 「...?どうし...⁉」 マクシームの視線を追ってみると...白いコートが。 ''...俺の出る幕じゃなかったな。'' ...消えた。 マクシーム 「...フェムト...」 ひろき 「...」 おんやん 「...どうしたの、2人とも?」 ひろき 「...なんでもねぇよ。」 紫 (...) 紫 「...そろそろ私は失礼するわ。焼肉楽しんでね。」 ひろき 「...あぁ。」 紫はスキマに消えた。 ---- 欲望の洞窟前 ひろき 「...あともう少しだな...」 ワド 「''大変ッスー‼''」 おんやん 「⁉どうしたの⁉」 ワド 「肉がもう全滅ッス‼」 マクシーム 「何ィ⁉おい、ひろき‼」 ひろき 「あぁ!アバター、もう一度紫呼んで来い‼」 アバター 「...はいはい。」 紫 「...いきなりどうしたの?」 マクシーム 「大至急''ロードローラー'''もう一台用意してくれ‼流石に肉全部食うとか絶対許さねぇ‼」 紫 「...あの英雄さんに撃つの?」 マクシーム 「その通り‼桜餅つき大会を開く‼」 おんやん 「...はぁ。」 憂姫 「ちょ、ちょっと肉無いって本当⁉」 炸燬 「...まあ、私は別にいいけど...」 結菜 「桜餅つき大会とか面白そう‼」 ひろき 「''覚えとけよカービィ‼''」 ----