ガードに目を付けられてたり 罠に掛かったり 犬に襲われたり 死んでもいつの間にか家に戻ってて肉を食う国王向けの断末魔 「どなたか―! どなたかおられぬか―!!」 「さあ殺せ!死んだもんじゃねえや!!」 「わしが何をした―! 罪状を言え 罪状を―!?」 「とにかく今のわしでは手も足も出ね―― そういう展開のようです!!」 「敵がインフレーションして 神より強い盗賊団が現れた――」 「こわいししまった――」 「あああー、屈辱だァ――ッ ほあ――っ 死なせろ――。 殺せ―!」 「別に……ちょいとモテすぎて 顔面を強打しましてな。」 「ギャア この劇空間はどこ―― こ…ここは超魔界村?」 「さよ…な? あら?」【言えた。】 「少女殿、少女殿――!!」【すでに逆方向に走り去るようになっていた。】 「ギャワ――違うですよ、違うですよ。 荷物の中身をおあらためください。」 「おのれ――とにかく勇気ある撤退じゃよ――」 敵がいたので驚いてギャワ―― 殺されてギャワ―― 「天才は死後評価されるので 死んでおけばこっちのものよ!」 「だだ だめじゃよ――確かにわしが事あるごとに死ぬ決まりになってるのは分かりますが…じゃがしかし運命とは自分の手で切り開いてですな……  だめですか?」 『それで…自殺には成功したのか?』「した。」『……まぁいいけど』