%txtCalm,JP 「それ?さあー…いくらだったかなあ…」 「めんどくさー。まったく」 「高い?じゃ半額でいいよー」 「なんか臭いなーここ…ま、いっか」 店員はあくびをしている。 あなたは棚の上をなぞった。指に真っ黒い埃がついた。 あなたは床に散らばったガラクタに足をひっかけた。 床に菓子のかけらが散乱している。 天井に蜘蛛の巣が張っている。 商品の値札が剥がれて落ちている。 床が謎の液体で塗れている。 床に丸めた紙クズが落ちている。 何故かここだけ砂だらけだ。 商品棚の上で、ゴキブリが堂々と交尾している。 あなたは、商品の値段が一桁違っているのに気づき、慌てて直した。 客の一人が、床の油で滑って転んだ。 「これ、値札おかしくない…?」 「うえっ…ネズミの糞だらけだ!」 「きったないなあ…これじゃ買っても使えないよ…」 「なんだこの店…」 「うわっ…酷い手入れだ」 「店員さん…おーい店員さん…誰も居ないのかー?」 %txtDialog,JP 大丈夫っスよ、ちゃんとやってますよ、ハイハイ。 売り上げ?さあー不景気ですからねー、サッパリ。 店長ォ、バイト代上げてくださいよー。 ゴミが散らかってた?え、えーと、さっきのお客さんですよきっと、今片付けますから、ハイ、ハイ。 あくび?してませんよーして…(ふぅわああああああぁ)違うんス、店長がそんな事言うからつられてですね…