%txtCalm,JP 「……」 黄金の騎士はしっかりと大地を踏みしめて歩いている。 黄金の騎士は道端に落ちている石をこっそりと拾った。 %txtCalm,EN "Weee." "Brother!" %txtAggro,JP 「私だって、騎士を名乗る者です!」 「我が主に歯向かう者は、私が打ち倒します!」 「行きます!」 「吶喊します!」 黄金の騎士は得物を構え、敵陣に吶喊した。 黄金の騎士は気合を入れて得物を構えなおした。 %txtAggro,EN "Scum!" %txtDead,JP 「っあ……」 「きゃあああっ……」 「そんっ……な」 「いや……いやぁっ!!」 「嫌……主様ぁっ!」 黄金の騎士は一瞬の隙を突かれ、地に伏した。 黄金の騎士の悲痛な叫びが場を埋め尽くした。 黄金の騎士は斃れた。彼女の瞳には、勝利に浸る敵と自らの作った血溜まりが映っていた。 もう、あなたの背中を守る騎士は居ない。 黄金の騎士はあなたの名を呼んだ。しかし、それがあなたに届く前に彼女は力尽きた。 %txtDead,EN "I'm dead." %txtKilled,JP 「私達と剣を交えたのが、運のツキだったようですね」 「終わりです」黄金の騎士は静かに止めを刺した。 「せめて、苦しむことなく逝きなさい」 「……さようなら」 「……」黄金の騎士は殺した敵の苦悶の表情を見て、複雑そうに顔を歪めた。 %txtKilled,EN "I killed it." %txtWelcome,JP 「戻りましたか、主様」 「大事は、ありませんでしたか?」 %txtWelcome,EN "Welcome back." %txtDialog,JP 「私、他の黄金の騎士達より力が弱いんです。……でも、お役に立てるように、死力を尽くしますから」 「普通、黄金の騎士は本来人が持てるものの何十倍もの荷物を運べるんです。でも、私はせいぜい五倍がいいところでしょうか……ちょっと、情けないですね」 「何かあったときのために、盲目、眠り、毒、回復のポーションを持つといいですよ。盲目はブレスなどを抑制し、眠りは強敵から逃げるために使えます。毒はベルやクイックリングを倒すのに有効だし、回復ポーションはとっさの回復に重宝しますよ」 「日々努力、です。だれだって、「努力する才能」は持っているんですから」 「今日も頑張りましょう。きっと、何かいいことがあるはずです」 「……」(黄金の騎士はぼうっと空を見上げている。なにか見つけたのだろうか)「……今、クズ石が」(…!?) 「主様」(あなたは黄金の騎士に呼ばれて振り返った)「私は、お役に立てて居ますか?」(あなたはもちろんだと言った)「……ありがとうございます」 「イルヴァは広いです。神界から眺めた世界は、このティリスの何倍にも広かった……」(黄金の騎士はあなたの顔を見て微笑んだ)「いつか、主様と一緒に他の大陸へ行ってみたいです」 「私が、主様を守る剣になります。だから主様は、私と言う剣を収める鞘……私の居場所、帰るべき場所でいてください」 「空が青い、ってよく言いますけど、それは間違いなんですって。ルルウィ神から聞いたんですが、空気の中混じった小さなものが、青色の光だけを私達に届けているんだそうです……え?夕焼け?……うーん、何か聞いたような気はするんですけど、思い出せないです、ごめんなさい」 「イェルス、ジューア、エウダーナ……なんとか、和解して欲しいものです」 「神々は、地上の人々が思っているほど険悪な仲でもないんですよ。私が主様のところにやってくる前の晩は、オパートス様とジュア様、クミロミ様で酒宴を催したりしていたくらいですから」 「主様と居ると、気分がよくなります。主様と一緒なら、強敵だって雑魚同然です。主様と一緒に居られるのなら……私は、どんな困難だって乗り越えられる……そんな気がします」 「……はあっ!やあっ!」(黄金の騎士が得物を振るっている。訓練だろうか……汗で湿った彼女の肌はこの上なく色香に満ちていたが、あなたは誘惑に打ち勝って目を逸らした) 「……ときどき、道行く人たちの視線が気になるときがあるんです。……落ちこぼれ、と罵倒されるような絡みつく視線……」(それはたぶん、彼女の魅惑的なスタイルへの嫉妬や欲望の視線だろうとあなたは思ったが、口には出さなかった) (あなたは黄金の騎士が見慣れない宝石を見ているのに気付いた)「……これですか?……これは、オパートス様から直々に頂いた宝石です。……今までくじけずに居られたのは、これと……それから、主様のおかげですね」 「神界にいたときの事、ですか?……オパートス様は勿論ですが、ジュア神にもいろいろとお世話になりました。供物の鉱石拾いに行くときは、防衛者の方々と一緒のこともありましたね」 「神界にいたときの事、ですか?……ルルウィ神のところの黒天使達。……正直、同僚達はすこし純粋すぎたんだと思います。私は、その……だ、ダルフィとか、神界からそのあたりを見ていたので知っていることが有ったりなかったり……お、オパートス様もオパートス様です!あ、赤ちゃんはコウノトリさんが運んでくるって、どこの恐竜島ですか!」 「神界にいたときの事、ですか?……妖精さんたちは鉱石に興味は無いみたいでした。畑を掘っていたら出てきた、いらないからあげる、って、どっさり宝石を貰った時は、流石にお返しにお菓子を作ってあげたんですけど……」 「神界にいたときの事、ですか?……オパートス様とジュア神が、よくコレクションの自慢合戦をしていましたね。……三日三晩繰り広げられた激戦の末、オパートス様が勝利を収めたのはまさに奇跡でしたね。……あら、そういえばあの時の決定打のダイヤ……たしか、防衛者の一人が同僚に譲ってくれたものだったような……」 「神界にいたときの事、ですか?……よくマニ神の所のアンドロイド達と模擬戦をしました。……アンドロイドたちが銃器を使うのは、手加減なんですよね。ブーストで強化された速度と拳は、まさに脅威の一言でした」 「神界にいたときの事、ですか?……地殻変動、ってあるじゃないですか。あれ、実は……オパートス様のくしゃみなんですよ。あんまりにもくしゃみが大きいものだから、一度激怒して殴りこんできたルルウィ神と激しい戦いを繰り広げたこともありましたね」 %txtDialog,EN Hi. What's up? Dude... %endTxt