ストーカーtxt チェックしたつもりですが、誤字脱字不具合間違った表現等あってもご容赦を この文章についてご自分で使う分には改変自由です。好きにしちゃってください 転載・再配布・改変版の配布を行う場合もご自由にして下さって構いませんが その際はelona板(餅)テキスト改造総合スレに一言いただければ主に私が喜びます %txtCalm,JP 「露払いはお任せを」 「主殿をお守りするのが我が使命です」 「不審物は全て爆破処理しますのでご安心を」 「主殿、そちらは石ころがあり大変危険です」 防衛者は辺りを常に警戒している。  防衛者の鎧の音が辺りに響く。  %txtAggro,JP 「不届きものめ」 「そこになおれ」 「防衛者たる所以をお見せしよう」 「この不埒者が」 「さぁこっちだ!」 「主殿には指一本触れさせぬ!」 「そこの阿呆、お前の相手は私だ」 防衛者は武具を打ち鳴らし、相手の注意を引いた。  囮になるべく、防衛者は敵の眼前に躍り出た。  気迫の篭った怒号を上げ、防衛者は己の存在を示した。  %txtDead,JP 「一生の不覚ッ…」 「何たる…、何たる失態ッ」 「申し訳ありません…、主殿…」 「護れぬ盾に何の価値があろうか…」 防衛者は再び立ち上がろうとしたが、ゆっくりと崩れ落ちた。  %txtKilled,JP 「そもそも構えがなっていないな」 「防御が疎かだ」 「二度と這い上がれぬようにしてやる」 「我が主に刃を向けた罪は何よりも重い」 「お前には戦場は早かったということだ」 「我が主の前に立ったお前が悪いのだ」 「まだ敵はいるかもしれません、警戒を」 防衛者はまだ微かに息のあった敵に無慈悲な一撃を加えた。  防衛者は勝ち鬨をあげた。  %txtWelcome,JP 「主殿!ご無事でしたか! お怪我は?体調は如何ですか?事故や事件などに巻き込まれたり…」 「現在主殿の帰還を祝う宴席を設ける為、出席者候補のリストを作成いたしましたので目を通し…」 あなたが帰還すると盛大なファンファーレと色とりどりの紙吹雪が舞った。  %txtDialog,JP 「何か御用でしょうか、主殿」 「何かご用命がありましたら何なりと」 「あの…、そう黙ってじいっと見つめられると…        なんとも困ってしまうと言いますか…、あはは」 「ふむ…、どうやらあまり顔色がよろしくないご様子。     本日は暖かくして御休みください。今薬をお持ちいたします」 「そうですね、正直に申し上げますと同じ神の使途である    黄金の騎士には多少ライバル意識がないとは言い切れません」 「戦場で死ねるのならば本望です、しかし護るべき対象を残して 先に死ぬことは盾として失格であると考えます」 「私も武人の端くれ。自らの力を高め、さらに強い相手と戦って みたいという気持ちも少しはあります」 「私は自らの唱える聖なる盾の魔法により、装備性能を上回る  防御を得ることが可能です。弾除けという用途には最適かと」 「盾持ちは高い防御力と、盾殴打による朦朧付加と攻守の均整の 取れた戦闘様式でありますが、主殿が使う場合は詠唱成功率が 若干下がりますのでその点は注意が必要です」 「主殿、食料の供給経路は常に把握しておられますか?     腹が減っては戦はできぬという言葉のとおり食料の確保は…」あなたは心地よい睡眠から目覚めた。 「主殿、エーテルの風は人体に多大な悪影響を及ぼします。   異形の森の外套があれば軽減できますが危険に変わりはあ…」あなたは今日の献立について検討を始めた。 「主殿、きちんと睡眠は取っておられますか?         要睡眠状態では傷の治りに悪影響があり、さらに要睡眠(赤)  ではスタミナの減少が始まりこのような状況下で敵に襲わ…」あなたは一昨日何を食べたっけ?と悩み始めた。 「主殿、毎月この国では納税することが義務付けられています。 もし滞納を続ければ即座に手配がかかり犯罪者として…」  あなたはこの空の向こうには何があるのかなぁと思いを馳せた。 「主殿、私のレイハンドは死に瀕した仲間を救うことが可能です。 しかし一度使えば主殿が再び睡眠をお取りになるまでは…」 あなたは大きな欠伸をした。 「主殿、世にも恐ろしい異形の存在のことをご存知ですか?   彼らの力は強大であり、相対すれば正気を保つことすら難しい でしょう。対策としては幻惑耐性を高めることによって…」 あなたは家の鍵って閉めたっけ?と不安になった。  「主殿、明らかに先ほどから私の話を全く聞いていませんね?」あなたはそんなことはないよ、とにっこり微笑んだ。 「自宅の改築を行っている最中の主人に付き従うのも防衛者の  重要な任務だと緑髪のエレアから聞いたのですが、主殿には  何か心当たりはございますか?」 「ジュア様がクズ石でも喜んでくださる理由ですか?      …この間、大量のサツマイモを抱えて小躍りしていたのと何か 関係があるやも知れません」 「ジュア様は世間一般でいうところの『ツンデレ』でありますが、 私に対する態度は一貫して『ツンツン』で、デレはありません。 一体なぜなのでしょうか」 「狂気度緩和にはユニコーンの角が効くようです。私は以前に  駄馬と引き換えにその角をある方から戴いたことがありますが、 あんな駄馬を彼はどうするのでしょうか」 「私は遠距離攻撃を得意としておりません。良い弓や投擲武器  などをもし見つけましたら、他の方に持たせるのが上策かと」 「べ、別にあなたのことなんて何とも思ってないんだからね。  ………ふむ、やはり男の私が行っても効果は薄いようですね」あなたは深いため息をついた。 防衛者はあなたの視線に気がつくと、恭しく敬礼をした。 防衛者は端然とあなたの傍に控えているが、その眼差しは   油断なく周囲に向けられている。 防衛者は一心不乱に武具の手入れしているようにみえるが、   あなたの事をとても気にかけているのがみてとれる。 あなたがクシャミをすると、                いつの間にか傍にいた防衛者がちり紙を差し出した。 あなたが喉が渇いたなぁと思った時には、          既に防衛者がポットとティーカップを持って待機していた。 あなたが今日はお肉が食べたいなと考えていると、      防衛者が肉焼き器で肉を焼きながら珍妙な歌を歌っていた。 あなたが眠い目をこすっていると、             防衛者が手馴れた様子であなたの枕のカバーを交換していた。 あなたがトイレに行こうか、と思い立った時         防衛者がおまるを持って控えていたため一発ぶん殴っておいた。 黙っていれば端正な顔立ちの好青年で通るはずなのだが、   全ての言動があなた中心になっているため、女の子にモテている様子はあまり無いようだ。 %endTxt