%txtCalm,JP エレアの魔術師は周囲の景色を見回している。 エレアの魔術師は気だるそうにあなたの後ろをついてきている。 エレアの魔術師の手元が光っている。詠唱の練習らしい。 エレアの魔術師は疲れたのかひとつため息をついた。 エレアの魔術師は一瞬あなたを見失って、慌てて貴方を探した。 エレアの魔術師は手の中で宝石を弄んでいる。拾ったらしい。 %txtAggro,JP 「まったく。自殺志願者はロープで首を括ってくださいよ」エレアの魔術師は面倒そうに詠唱を始めた。 「貴方、邪魔ですね」エレアの魔術師は気だるそうに詠唱を始めた。 「邪魔をしないでいただけますか?」エレアの魔術師は敵を軽くにらみつけた。 「……」エレアの魔術師は精確に凄まじい速さで詠唱を始めた。 「面倒な……」エレアの魔術師はまっすぐ腕を突き出して魔法の矢を構築した。 エレアの魔術師は面倒くさそうに髪をかきあげながら詠唱を始めた。 エレアの魔術師は高速で魔法の矢を構築した。 エレアの魔術師は貴方の姿を確認してから、深呼吸をして詠唱を始めた。 %txtDead,JP 「嘘……これが、死……」 「嫌……死にたく……ない」 「どうし……て……」 「嫌……嫌ぁ……!」 「ラー……ネイレ……さ……ん」 「ロミア……ス…………」 「か……はっ」エレアの魔術師は血塊を一つ吐き、そのままゆっくりと地に斃れた。 「嫌……死にたく無いよ…助け…」エレアの魔術師は、ゆっくりと消えていく自分の命に絶望しながら死んだ。 「ようやく、生きる意味を見出せたら……コレですか……」エレアの魔術師は粉々に砕けた。 「嫌……いやいやいや嫌ぁぁぁぁああああっ!!」戦場に響き渡った悲痛な叫びが、あなたの鼓膜を劈いた。 「せめて……貴方だけは……」エレアの魔術師は、あなたを気遣いながら斃れた。 「まだ……死にたく無い……」エレアの魔術師は、立ち上がろうとして、力なく転がった。 %txtKilled,JP 「小娘と思って油断しましたか?」 「まったく、面倒をかけさせないでくれませんかね」 「終わりです」 エレアの魔術師は息絶えた敵の死体を面倒そうに見た。 エレアの魔術師は止めを刺した敵を一瞥すると、次の目標を探した。 エレアの魔術師は敵の死体に静かに黙祷を捧げた。 %txtWelcome,JP 帰還したあなたに気付くと、エレアの魔術師は手を振って迎えた。……足元の黒焦げの何かと、隠せていない料理の教本には、気付かないフリをするべきだろうか。 貴方が帰還すると、家の中で軽い金属音がした。急いで家の中を覗き込むと、ススまみれのエレアの魔術師がフライパンをとり落としたところだった。 「……留守番は退屈なんですよ。連れて行ってくれませんか?」帰還したあなたに、エレアの魔術師は笑いかけた。 %txtDialog,JP 「いざ戦う時になると足が震える。詠唱に集中できなくなる。敵を直視できない。……死んで行った仲間の特徴ですよ、すべて私にも当てはまるのに、私は今ここで生きている。皮肉な事に、ね」 「同胞を手にかけるのは正直、遠慮したいです。……しかし、もう彼等と私とは相容れない存在。最早彼等は私を同胞とは思っていないでしょうし、ね。戦いますよ。殺します。それが、生き残る唯一の道ですから」 「……」(エレアの魔術師は何も無い中空を見つめている)「……争いなど、新しい争いを生むだけだと……なぜ、人は学べないのか……」 「貴方はロミアスを知っていますか?」(あなたは露骨に嫌な顔をした)「……あの陰険鬼畜外道ゴ緑クズ野郎に何をされたか知りませんが。……少なくとも、彼は貴方に生きる気力を与えたのではないですか?……憎悪も、反骨心も、生きるための活力としてなら悪くは無いと思いますよ」(あなたは素直に感心した。……なぜか、ロミアスのニヤリ顔が頭に浮かんだ。あなたは前言撤回したくなった) 「……風が」(エレアの魔術師は風に吹かれた髪の毛を掬い上げた。あなたはその何気ない仕草に見惚れた)「……こんな仕草も、私でなくラーネイレさんなら絵になったでしょうに。なぜあの人は使者にロミアスなんかを選んだのでしょうかね……どうかしましたか?」 「……」(エレアの魔術師は目を閉じて精神統一している。そっとしておこう) 「……」(エレアの魔術師は目を閉じて精神統一している。あなたはこっそり後ろから小突いてみた)「……ひぁっ!?」(エレアの魔術師は奇妙な声を上げた。あなたはそ知らぬふりをした) 「……」(エレアの魔術師は目を閉じて精神統一している。あなたはこっそり後ろから小突こうと……して、警戒されているのでやめた) (あなたはなんとなしにエレアの魔術師の頭を撫でた)「……何ですか?急に」(心なしか嬉しそうだ。あなたは別に、と答えた) (あなたはなんとなしにエレアの魔術師の頭を撫でた)「……セクハラですか?」(あなたは慌てて弁解した)「…ふふっ。冗談ですよ、冗談」(エレアの魔術師は微笑んだ。あなたはどっと気が抜けた気がした) 「私は」(エレアの魔術師は言葉に詰まった)「……私は、貴方の役に立てていますか?」(あなたはゆっくり頷いた)「……ありがとうございます」 「貴方と共に有り続けたい。……贅沢な望みでしょうか?」(あなたは「そんなことはない」と言った)「そう、ですか。……良かった」(エレアの魔術師は嬉しそうに頷いた) 「……」(唐突にエレアの魔術師はあなたの手を握った)「見捨てないでください。傍にいてください。……私は、貴方と共に有りたい」(あなたはそっとエレアの魔術師の頭を撫でた) 「いっそ、狂ってしまえれば楽かもしれない。そう思っていた時期が私にもありました。……今はどう思うか、ですか?……真っ平ごめんですよ」(エレアの魔術師は笑った) 「神は居ない。なんてバカなことは言いませんよ。……ですが、努力しないものを無条件で救う神は居ない。それは身にしみて学びましたよ」 「……はっ!」(エレアの魔術師が魔法の矢を放つと、あなたの目の前を飛んでいた羽虫が砕け散った)「あ……すいません。動くものを見ると撃つ癖が」(あなたはエレアの魔術師をそっとたしなめた) 「剣より、斧より、エレアの体に向いているのが魔法です。……まあ、冒険者にとっては有象無象のやからにしかなり得ない現状を見れば、ネフィアの同胞たちがどれほど疲弊しているかわかるでしょう」 (エレアの魔術師は手に持った花を放り投げた)「……どれだけ、エレア迫害が少なくなっても。……死んだ仲間は帰ってこないんですよ。生き残った事に感謝すべきか、それとも殺してくれればよかったと思うべきか……まぁ、答えは未だに出せていませんがね」(エレアの魔術師は涙をこぼしながら嗤った) (あなたはエレアの魔術師にロミアスについて尋ねてみた)「……あの陰険鬼畜外道ゴ緑クズ野郎の事ですか?……いちいちカンに障る言い回しで助言してくる、ムカつく野郎でしたね。何度かぶん殴ってやった事もありましたが『おいおい、冗談だろう……』とか言いながら適当にいなされましたし。……まぁ、悪い奴ではありませんでしたね。性格は最悪でしたが」 (あなたはエレアの魔術師にラーネイレについて尋ねてみた)「……ラーネイレさんについて、ですか?うーん…集落の女性の見本、でしょうかね。性格も良かったし、癒し手としても優秀。オマケにあの美貌ですからね……かくいう私も、今も彼女に憧れていますよ」 (あなたはエレアの魔術師にヴィンディールの森について尋ねてみた)「特筆すべきところも無いただの森……というのは、現地人だった私の認識でしょうね。まあ、特に何か変わったものが有った訳でもなく、私達の集落はだいたいヨウィンのような生活をしていましたね。……今となっては、もう戻ることも無い。そう考えれば、少しは懐かしい気もしてきますね」 (あなたはエレアの魔術師に雑談を振った)「……ネフィアには沢山の財宝が眠っています。一説には、それらは志半ばで倒れた冒険者達の遺品だとか。……そう考えると、武器や防具が転がっているのも解る気がしますね」(あなたはちょっと背中が薄ら寒く感じた) (あなたはエレアの魔術師に雑談を振った)「そういえば、貴方は好意を寄せる人物などは居るんですか?」(あなたはなぜそんな事を聞くのかと尋ね返した)「いえいえ、私がその対象に入っているのかが気になっただけですよ」(あなたはどういうことかと尋ねた)「さぁ?どういうことでしょう?」(エレアの魔術師はくすりと薄く笑った。あなたは苦笑した) (あなたはエレアの魔術師に雑談を振った)「猫が好きです。何事にも縛られず、気ままに生きる姿に、純粋に惹かれますね」 %endTxt 作者:Uyu Elona関係なら自作発言、二次配布以外好きにしちゃっておkですよー。改変して別のキャラのテキストにするのもいいかも。