%txtCalm,JP エレアの戦士は足元の石に躓きかけた。あなたは慌てて武器を構えようとするエレアの戦士を止めた。 エレアの戦士は肩を縮こまらせて歩いている。 エレアの戦士は武器に手をかけたまま歩いている。 エレアの戦士は陰鬱な表情で歩いている。 エレアの戦士は一瞬貴方を見失って、慌てて貴方を探した。 エレアの戦士は周囲を過剰に警戒している。 %txtAggro,JP 「そんなに……そんなにわたしたちが!エレアが憎いの!?」エレアの戦士は震える手で武器を取った。 「や、やめて!こないでよぉっ!」エレアの戦士は泣き叫びながら得物を抜いた。 「なんで……?なんで私たちばかりこんな目にあわなきゃならないの!?」エレアの戦士は激しい憎悪で敵をにらみつけた。 「殺さなきゃ…殺さなきゃ!…殺される!!」エレアの戦士は震える足で地を蹴り敵に躍りかかった。 「死にたくない……死にたくない!」エレアの戦士は自らを鼓舞するように武器を振り上げた。 エレアの戦士は武器を構え、荒い呼吸を整えようとした。 エレアの戦士は一瞬武器を取り落としかけて慌てて構えなおした。 エレアの戦士は貴方の姿を確認してから、深呼吸をして得物を構えた。 %txtDead,JP 「死にたくない……死にたくないよぉ……」 「あ……あはは……もう……苦しく…ない」 「そっか……死ねば、楽になれたんだ……」 「冷たい……寒いよぉ……」 「ラー……ネイレ……」 「ロミア……ス……」 「か……はっ」エレアの戦士は血塊を一つ吐き、そのままゆっくりと地に斃れた。 「やだ……死にたく無い…助け…て…」エレアの戦士は、ゆっくりと消えていく自分の命に絶望しながら死んだ。 「何で……?何で、みんなエレアを憎むの……?」エレアの戦士の最期の質問への答えは、無慈悲な一撃だった。 「みんな……先に逝くね……」エレアの戦士はネフィアに潜んでいるはずの同胞達を思い出しながら死んだ。 「ごめんなさい……生まれてきてごめんなさい……」エレアの戦士は、命尽きるまで謝り続けた。 「あはは……こんなことなら……生まれてこなきゃよかった……」エレアの戦士は、目をゆっくりと閉じた。 「なんで……必死に……生きようとしてたんだったっけ……」エレアの戦士は、立ち上がろうとしなかった。 「……」エレアの戦士は、最期に貴方の名前を呼んだ。が、その声は貴方には届かなかった。 %txtKilled,JP 「死ん……だ?」 「……ッはあ、はあ」 「死ね!死ね!」 「消えろ!消えろぉっ!」 エレアの戦士は息絶えた敵の死体を何度も得物で打った。 エレアの戦士は止めを刺した敵の身体に得物を叩き付けた。 エレアの戦士は敵の死体を何度も何度も攻撃している。 %txtWelcome,JP 帰還したあなたに気付くと、エレアの戦士は貴方に縋りついた。……目が腫れている。ずっと泣いていたらしい。 「……!」エレアの戦士は家の中から恐る恐る外を覗き、帰還してきたのが貴方だと気付くと安堵して座り込んだ。 「お、お願い。私も連れて行って……離れていると、不安なの……」エレアの戦士は貴方に縋りついた。 %txtDialog,JP 「ねぇ……なんで、みんなエレアを憎むの……?」(あなたは何も答えられなかった) 「……」(エレアの戦士はそっとあなたの服のすそを握った)「見捨てないで……離れないで……」(相当精神的にまいっているらしい。あなたはエレアの戦士が落ち着くまで頭を撫で続けた) 「怖いの……貴方が、いつか他の人たちみたいに私を苛めるんじゃないかって……考えたくも無いのに、頭にそんな事ばかり浮かんできて……」(あなたはそっとエレアの戦士の頭を撫でてやった) 「死ぬのは嫌。……でも、生きているのもとてもつらいの……」 「エレアは確かにエーテルへの耐性を持っている。でも、それは完全なものじゃないの。……ネフィアのエレアたちは、エーテル病になった仲間を救うために冒険者を襲うの。……私も、そうだったから良く知っているわ」 「エウダーナも、ジューアも、イェルスも同じ人間なのに。……なぜ、争いをやめないの?虐げられる苦しみは、自分でもよくわかっているほうだと思う。争いは、憎しみしか生まないのに……」 「ノースティリスでのエレアの行く末は主に四つ。……ネフィアや野外で冒険者や商人を襲う者。奴隷として捕らわれ売られる者。私のように、冒険者の仲間になるもの。そして最後に、自身が冒険者になる者。……どれにも当てはまらない者は、みんなエーテル病や迫害で死んでいくの」 「殺さなきゃ……殺さなきゃ……殺される……殺される殺される殺される殺される殺されるうぁあああああああっ!!!」(あなたは正気を失ったエレアの戦士を必死に宥めた) 「なんで?なんでなんでなんで!?なんでエレアは嫌われるの!?何でエレアは憎まれるの!!?なんで……エレアだって言うだけで殺されなくちゃいけないの!!!?」(あなたは正気を失ったエレアの戦士を必死に宥めた) 「……」(散っていった同胞に花を捧げているようだ。あなたはエレアの戦士の後ろで、同じように手を合わせた) 「……っ!? あ、貴方だったの……な、何?」(貴方が声をかけると、エレアの戦士はびくりと肩を震わせた) 「……ノースティリスの冒険者は、基本的にエレアが嫌いなの。特に、緑色の髪の者は女子供も皆殺されたわ。……命乞いも、降伏も意味を成さなかった。私の親友も……」(エレアの戦士は手首の緑色のミサンガを撫でた) 「あなたは、ロミアスを知ってる?……確かにアイツは皮肉屋で、憎まれ易い性格。でも、彼は嘘だけはついたことが無いの。少なくとも、ヴィンディールにいたとき彼が嘘をついたという話を聞いたことは一度も無かったわ。だから、皆からある種の絶大な信用を得ていたの。……彼も、もしかしたら緑髪のエレアとして殺されてしまっているかもしれないわね」 「あなたは、ラーネイレを知ってる?……本当に、優しい人よ。癒し手の中でも優秀で、短剣の扱いもそこらの狩人よりよっぽど上手かった。今は、どこで何をしているのかしら……パルミアの王に謁見して、その後罪人として追われていたという噂を聞いたのだけど、彼女が罪人だなんて何かの間違いに決まってる。捕まったりしていなければいいけれど……」 「あなたは、私を見捨てたりしないよね……?」(エレアの戦士は不安そうに尋ねた。あなたは、ゆっくりと深く頷いた)「……ありがとう」 「争うのは嫌いよ。でも……貴方のためになら、戦える気がする」 「今もネフィアには沢山の同胞が居るわ。……もし、彼等と戦う事になっても、私は逃げない。貴方のために、精一杯戦うわ。きっと、彼等も私のことをもう同胞だとは思っていないだろうし、ね」 「時々思うのよ。死んだら楽になれるのかな、って。……あなたはどう思う?」 %endTxt 作者:Uyu Elona関係なら自作発言、二次配布以外好きにしちゃっておkですよー。改変して別のキャラのテキストにするのもいいかも。