%txtCalm,JP エレアの戦士は若干早足で歩いている。 エレアの戦士は飄々とした表情で歩いている。 エレアの戦士はこっそりと武器に手をかけたまま歩いている。 エレアの戦士はなんでもないような表情で歩いている。 エレアの戦士はそれとなく周囲を警戒している。 エレアの戦士はあくびをかみ殺しながら武器の握りを確かめた。 %txtAggro,JP 「やれやれ、今回こそ死ぬかも知れんな」エレアの戦士は震える手で武器を取った。 「ちっ、やる気か!」エレアの戦士は面倒くさそうに得物を抜いた。 「殺さなきゃ、殺されるんだよ!」エレアの戦士は激しい憎悪で敵をにらみつけた。 「まったく、戦士とは辛いものだ!!」エレアの戦士は震える足で地を蹴り敵に躍りかかった。 「俺だって、戦えるさ!」エレアの戦士は自らを鼓舞するように武器を振り上げた。 エレアの戦士は武器を構え、静かに荒い呼吸を整えた。 エレアの戦士は武器を引き抜き、構えた。 エレアの戦士は貴方の姿を確認してから、薄く笑って得物を構えた。 %txtDead,JP 「死にたくない……死にたくない……」 「は……はは……もう……苦しく…ない」 「そうか……死ねば、楽になれたんだな……」 「冷たい……寒い……助けて……く…れ…」 「ラー……ネイレ……」 「ロミア……ス……」 「か……はっ」エレアの戦士は血塊を一つ吐き、そのままゆっくりと地に斃れた。 「嫌だ……死にたく無い…助け…て…く」エレアの戦士は、ゆっくりと消えていく自分の命に絶望しながら死んだ。 「何故……?何故、皆エレアを憎む……?」エレアの戦士の最期の質問への答えは、無慈悲な一撃だった。 「すまない……先に逝くぞ……」エレアの戦士はネフィアに潜んでいるはずの同胞達を思い出しながら死んだ。 「畜生……畜生がぁ……」エレアの戦士は、命尽きるまで雑言を吐き続けた。 「ははっ……こんなことなら……生まれてこなきゃよかったな……」エレアの戦士は、目をゆっくりと閉じた。 「なんで……必死に……生きようとしてたんだったっけか……」エレアの戦士は、立ち上がろうとしなかった。 「……」エレアの戦士は、最期に貴方の名前を呼んだ。が、その声が貴方に届くことはなかった。 %txtKilled,JP 「死んだ……か?」 「……はぁ」 「死ね!」 「消えろ!」 エレアの戦士は息絶えた敵の死体を一瞥し、ため息をついた。 エレア戦士は止めを刺した敵の身体を見て顔をしかめた。 エレアの戦士は敵の死体を見て渋面を作っている。 %txtWelcome,JP 帰還したあなたに気付くと、エレアの戦士はぎこちなく笑った。……旅人か何かと悶着でもあったのだろうか。 「……、お前か」エレアの戦士は家の中から恐る恐る外を覗き、帰還してきたのが貴方だと気付くと安堵して息を吐いた。 「留守を任せるなら、他のやつの方がいいんじゃないか?……要らん悪評を買うことになるぞ」 %txtDialog,JP (エレアの戦士は得物を磨いている。その表情は真剣で、あなたは声をかけようとしたがやめておいた) (エレアの戦士はあくびをかみ殺している。そういえば野営の時も熟睡できていないようだった。あなたがそのことを指摘すると、エレアの戦士は「気にするな」とだけ言ってまたあくびをかみ殺した) (エレアの戦士は周囲を警戒している) (エレアの戦士は得物に手をかけたままぼうっとしている。いつでも構えられる体勢でいないと安心できないらしい) 「同胞達は今どうしているんだろうか。……まあ、俺が気にしたところで何が変わるわけでもないんだがな」 「ネフィアや野ざらしで朽ち果てるしか無かった俺を拾ってくれたのには、本当に感謝している。……まあ、そんな幸運を受けたんだ。同胞達と剣を交えることになったのは、代償として当然の事かもしれないな」 「俺は、得物を振るうことしかできんよ。学もなければ魔力も無い。力だって、強いほうじゃなかった。……けれど、生き残るには得物を手に取るしかなかったんだ。……なあ、お前は何故得物を握ったんだ?」 「とにもかくにも、今日生きていることに感謝、だな。……死んで行った同胞のためにも、俺はまだ死ぬわけにはいかんのだから」 「エーテルへの耐性、か。俺たちエレア自身もどの程度の効果があるのかはよく解っていない。……ネフィアに居たころは、皆重度のエーテル病を患っていたからな。正直、耐性なんてあるのかと思ったほどだった」 「……エレアの迫害は年々深刻化している。冒険者の中では、特にな。……『緑髪のエレア』という言葉を聞いただけで核爆弾を起動させるヤツも居るくらいだ。そのせいで、アイツは……」(エレアの戦士は緑色のミサンガをそっと撫でた) 「武器と防具と、あとは死なない程度の食事。これが保障される生活がいかに素晴らしい物か、森を出るまでは考えた事すらなかったが、今はこの身をもって感じている」 「昔、狂ってしまえば楽になれるだろうかと思ったことが有った。……今はどうなのか、だって?……イスの偉大なる種族に一月も追いかけられればお前も解るだろうよ」 「人肉を食うことに抵抗は無い。……食わなきゃ死んでいたし、死にたくなければ食えと言われたからな。……お前も、言われたんじゃないか?」(エレアの戦士はニヤリと苦笑した) 「森に帰りたいとは思わない。……帰ったところで、異形のバケモノに成り果てるしかないからな。今ここで生きるか、帰って死ぬかなら俺は生きる事を選ぶさ」 「力の弱いものが負け、悪役にされる。歴史とは得てしてそういうものだ。……それが良いとは、思わないがな」 「お前は確かに強い。だが、油断はするなよ。油断は、えてしてあらゆる強者に潜むものだ。そして油断は、積み上げた全てを無に返してもなお、死と言うお釣りを持ってくる」 「ロミアス?ああ、知っている。多少性格の悪いやつだったが、信用はできるやつだったな。普段は飄々としているくせに、何かあると真っ先に文句を言いながら行動するやつだった。……そういえば、ヴィンディールからパルミアに送り込まれたのはロミアスとラーネイレだったな……生きているのだろうか?」 「ラーネイレ?ああ、知っているよ。剣技に優れ、才知に溢れ、美しく慈悲深い。まあ、所謂高嶺の花として有名だったものでな。何度か会った事も有ったが、彼女を信奉する男達の気持ちもわからなくはない。……そういえばロミアスと共にパルミアに送り込まれたのは彼女だったか。……無事だと良いのだが」 「死ぬなよ。身も蓋もない言い方だが、お前が死ねば私も生きる事はできなくなる。後ろ盾の無いエレアにイルヴァのどこに居場所があるんだ?」 「神は俺達を救う事はなかった。……まあ、だからと言って神を恨むことはしないさ。無駄だと解っている事をしても意味が無い」 %endTxt 作者:Uyu Elona関係なら自作発言、二次配布以外好きにしちゃっておkですよー。改変して別のキャラのテキストにするのもいいかも。