%txtCalm,JP 「マミの奴がくたばったって聞いたからさぁ…わざわざ出向いてやったっていうのに」 「食うかい?」 「ハンッ、じゃあコイツを食い終わるまで待ってやる」 「いつまでもショボくれてんじゃねえぞ、ボンクラ」 「食い物を粗末にするんじゃねえ、殺すぞ」 「奇跡ってのはタダじゃないんだ。希望を祈れば、それと同じ分だけの絶望が撒き散らされる」 「アンタも開き直って好き勝手にやればいい。自業自得の人生をさ」 「これ以上後悔するような生き方を続けるべきじゃない」 「アタシはそれを弁えてるが、アンタは今も間違い続けてる。見てられないんだよ、そいつが」 「昨日の今日で、のんきに学校なんて行ってる場合かよ」 「助けたいと思わない? 助けられないとしたら、放っとくか?」 「バカと思うかもしれないけど」 「本当に助けられないのかどうか、それを確かめるまで、諦めたくない」 「わかんねぇよそんなの。わかんないからやるんだよ」 「付き合いきれねぇってんなら、無理強いはしない。結構、危ない橋を渡るわけだしね」 「アタシも、絶対何があっても守ってやる、なんて約束はできねぇし」 「ったくもう、調子狂うよな、ホント」 「よろしくね」 「アイツはそういうタマじゃないよ」 「ホント変な奴だな、アンタ」 「ナメんなよ。この仕事はね、誰にだって務まるもんじゃない」 「命を危険に晒すってのはな、そうするしか他に仕方ない奴だけがやることさ。そうじゃない奴が首を突っ込むのはただのお遊びだ。おふざけだ」 「アンタだっていつかは、否が応でも命懸けで戦わなきゃならない時が来るかもしれない。その時になって考えればいいんだよ」 「一人ぼっちは…寂しいもんな」 「いいよ、一緒にいてやるよ」 「いいんじゃねぇの」 「やれるもんならやってみなよ」 「戦う理由、見つけたんだろ? 逃げないって自分で決めたんだろ? なら仕方ないじゃん。後はもう、とことん突っ走るしかねぇんだからさ」 %txtCalm,EN %txtAggro,JP 「ウゼェ」 「超ウゼェ」 「何ソレ? 超ムカつく」 「こんな絶好の縄張り、みすみすくれてやるってのも癪だよねぇ」 「要するに、ぶっ潰しちゃえばいいんでしょう?」 「チョロそうじゃん。瞬殺っしょ、あんな奴」 「何? 文句あるっての? アンタ」 「へっ、上等じゃないの」 「退屈過ぎてもなんだしさ。ちっとは面白味もないとね」 「ちょっとちょっと。何やってんのさ、アンタたち」 「アンタさぁ、何か大元から勘違いしてんじゃない?」 「食物連鎖って知ってる? 学校で習ったよねぇ」 「遊び半分で首突っ込まれるのってさ、ホントムカつくんだわ」 「おっかしいなぁ。全治3ヶ月ってぐらいにはかましてやったはずなんだけど」 「つうか何。そもそも口の利き方がなってないよね」 「チャラチャラ踊ってんじゃねぇよウスノロ!」 「言って聞かせてわからねえ、殴ってもわからねえバカとなりゃあ…後は殺しちゃうしかないよねッ!?」 「ふぅん…確かに一人じゃ手強いが、二人がかりなら勝てるかもなぁ」 「場所変えようか? ここじゃ人目につきそうだ」 「ここなら遠慮はいらないよね。いっちょ派手にいこうじゃない」 「ふん、ウザい奴にはウザい仲間がいるもんだねぇ」 「アンタのやり方じゃ手ぬる過ぎるんだよ。どの道向こうはやる気だぜ」 「チッ、あのバカ、手こずりやがって」 「まったく。見てらんねぇっつうの」 「いいからもうすっこんでなよ。手本を見せてやるからさ」 「ふざけるな」 「何様のつもりだ。事情通ですって自慢したいのか?」 「テメェそれでも人間かっ!?」 「誰が…テメェの手助けなんか、借りるもんか」 「まあ利害の一致っていうか。お互い一人じゃ倒せない奴と戦うためにつるんでるだけさ」 「だから共同戦線っていうか、まあ要するにそういう仲なのさ」 「そんなのアタシが許さない」 「いの一番にぶっ潰してやるさ」 「命を危険に晒すってのはな、そうするしか他に仕方ない奴だけがやることさ。そうじゃない奴が首を突っ込むのはただのお遊びだ。おふざけだ」 「気づかれた、来るぞ!」 「いいな、打ち合わせ通りに」 「怯むな。呼び続けろ」 「聞き分けがねぇにも、程があるぜ」 「大丈夫、この程度、屁でもねぇ」 「ハッ、いつぞやのお返しかい?」 「そういえばアタシたち、最初は殺し合う仲だったっけね」 「怒ってんだろ? 何もかも許せないんだろ?」 「わかるよ…それで気が済んだら目ェ覚ましなよ」 「アンタ、信じてるって言ってたじゃないか! この力で、人を幸せにできるって」 「ただ一つだけ、守りたいものを最後まで守り通せばいい」 「行きな。コイツはアタシが引き受ける」 %txtAggro,EN %txtDead,JP 「何なのよっ!? ちょっと話が違うんじゃない?」 「手札がまるで見えないとあっちゃね。今日のところは降りさせてもらうよ」 「何しやがったテメェ! …なっ」 「どういうことだオイ…」 「ふざけんじゃねぇ!! それじゃアタシたち、ゾンビにされたようなもんじゃないか!!」 「自分のためだけに生きてれば、何もかも自分のせいだ、誰を恨むこともないし、後悔なんてあるわけがない」 「頼むよ神様、こんな人生だったんだ。せめて一度ぐらい、幸せな夢を見させて」 「アタシのバカに付き合わせちまった」 「足手まといを連れたまま戦わない主義だろ? いいんだよ、それが正解さ」 「ハハハ、何だかなぁ。アタシだって今までずっとそうしてきたはずだったのに」 「チクショウッ…こんなことって…」 「バカ野郎…惚れた男のためだからって、自分が消えちまってどうするんだよ…」 %txtDead,EN %txtKilled,JP 「決まってんじゃん」 「これが当たり前のルールでしょ、そういう強さの順番なんだから」 「ふん、トーシロが。ちっとは頭冷やせっての」 「まったく。たった一度の奇跡のチャンスをくっだらねぇことに使い潰しやがって」 「笑っちゃうよね」 「魔法ってのはね、徹頭徹尾自分だけの望みを叶えるためのもんなんだよ」 「マミはそんなことも教えてくれなかったのかい?」 「終わりだよ」 「わかってねえのはそっちだ、バカ」 「お安い御用さ」 「生温いって、あの時アタシがもっとぶちのめしても、アンタは立ち上がってきたじゃんかよ」 「後悔するほどのことでもないってね」 %txtKilled,EN %txtWelcome,JP %txtWelcome,EN %txtDialog,JP %txtDialog,EN %endTxt //Author:Yuu