赤 ・・・・ふふ。 カ お知り合いなんですか? ア 違う、知らない・・・ケド―― (知ってるような、変な感じ) ねえ教えなさいよ。あなただけ知ってるなんてズルイわ! ハ お嬢さん、 言葉遣いにはご注意を。 カ あなたは? ハ 女王を護る忠実な騎士 ジャックと申します。 赤 下がっていいわ、ジャック。 ああ、アリス。相変わらず、口だけは減らない子だねぇ・・・。 ア 相変わらず・・・って、私の何を知っているの? 赤 あなたが思い出したら・・・ 教えてあげる。 カ あ、ズルイ! ア ちょっと待って! ――せいぜいナメクジ怪獣を倒していくことね―― ア ・・・・ カ いなくなっちゃいましたね。 ア うん・・・。 カ アリスさん、大丈夫です! きっと、あるじがなんとかしてくれます! ア ほんと! カ そもそもあのナメクジを放ってはおけませんし―― 困ってるアリスさんを放っておくあるじではありません! ア ありがとう!私も困ってる人が居たら、放っておけない性格なの! ヒナタ、私たち・・・お似合いかもね!よろしくね! カ う・・なんでしょうこの胸の痛みは・・・!