カ アリスさんの記憶についてはわかりました。しかし―― 時計 僕たちがアリスを忘れてしまったのは、なんでだろ? 帽子 それはね、忘れられたくなかったからだよ。 マ ん?忘れられたくないから、忘れたの? 時計 なんか変な話だね。 帽子 みんなはアリスの事が大好きだった。だから、忘れられたくない。傷つきたくない。 そんな想いが積もり積もって、結局は―― カ 無かったことに、した・・・? ア ・・・!? そんな・・・。 帽子 はい!それが真実! そして、行き場がなくなった記憶は、形になってしまったとさ。 カ もしかして、それが―― ア あのナメクジ怪獣なの!? 帽子 はい、正解!めでたしめでたし!