カ 鯉っぺがダメだった今、もう残るひとりは王女さん、あなたしかいないですよ! 王女 う、うむ・・・。 カ 自信をもってください。 レヴィア たくさん練習したんでしょ? 王女 しかし・・・本当に妾で・・・。 逆鱗 二度もチャンスを捨てるなんて、アイドル失格だね! レヴィア、アタシたちふたりでやるわよ。 本当のアイドルの魂ってもんを、見せてやるわ。 レヴィア 残念だけど、仕方ないわね。 スーパーアイドルレヴィアの本気を見せてやるわ。 ここからは私たちの戦いだから、先に行ってるわ。 王女 あ・・・。 ・・・・・ カ 本当に良かったんですか? 王女さん・・・。 王女 ・・・・・ 仕方ないのじゃ。妾はまだ子どもだし、デビューもしてないし・・・。 ドレイク 王女ちゃん、アイドルってのは言い訳してはいけないんだ。 王女 え? ドレイク たった一度の晴れ舞台のために、何千いや何万という人たちが人生をかけている。 そんな世界の頂点がアイドルなんだよ。そこは成功しかありえない世界なのさ。 言い訳なんてできない。してはいけない。 あの二人は、そんな世界でトップをひた走っているんだよ。 辞めるなら今のうちだ。 でも、勝ちたいなら言い訳を捨てて、自分を高めることだよ。 カ ドレイクさん、ただの変なファンじゃなかったんですね。 ドレイク ふふ、俺はね7つの海をまたにかけるさすらいのアイドルスカウトマンなのさ! 王女 はっ!ドレイク・・・その名は・・・まさか!? ドレイク 知ってるんですか? 王女 ああ、思い出したぞ!妾が初めて見たアイドルのマネージャーがたしか・・・ドレイクと・・・。 ドレイク ふふふ。