レヴィア なるほどね、なぜか暴れだしたドラゴンを鎮めるためにこうして戦ってるってこと。 カ そうなんですよ。まったく解決策は見えてないんですが・・・。 王女 ま、まったくというわけではあるまい。 ア、アイドルが3人集まって歌えばもしかしたら・・・。 カ 王女さん、レヴィアたんが来てからだいぶ声が小さいですけど、どうしました? 王女 妾とて緊張くらいするのじゃ・・・! レヴィア それくらいで緊張していたら、ライブで歌うなんて到底無理よ? 王女 う・・・。 いや、そんなことはない・・・。 妾はこの日のために、何千回と練習してきたのじゃ。 その時間を、妾は信じておる。信じておるんじゃ・・・。 カ 王女さん・・・。 ドレイク あのー、すみません。 レヴィア はい? 九頭竜 レヴィアたん、ですよね? レヴィア そうだけど、あなたは? 九頭竜 うおおおお!やっぱりいいい!! あの俺たちレヴィアたんの大ファンなんです。ちょ、しゃ、写真とかいいっすか?パシャっと。 ドレイク お、おいお前展開早すぎだろ、もうちょっと遠慮ってもんを――― レヴィア 写真くらいならいくらでもいいわよ? ドレイク 写真お願いします。 カ ・・・アイドルって、大変ですねぇ。 王女 ・・・・・ カ どうしたんです? 王女 ん、いや、なんでもないぞ。 九頭竜 き、君たちもアイドルなのかな? カ ええっと、王女さんはアイドルですけど・・・ あるじはアイドルじゃないですよ? 九頭竜 ははは、面白いね!バラエティを目指してるのかな? カ えっ? 九頭竜 えっ? いやだから、君もアイドルなの? カ カ、カガミですかああ!? ―都内 某所 逆鱗 たしかこっちの方でドラゴンが目撃されたのよね。 ・・・ん? あれ、レヴィアじゃないの。 しかもなんだかちっこいのも連れて・・・。 どういうこと? ・・・・・ カ 結局、なぜかカガミまでアイドル候補という事になってしまいました・・・。 あるじ、今日はいったいなんなんでしょう? だいたいアイドルって――まあ、いいです。 とにかく、ドラゴンを倒していきましょう。 レヴィアたんを守るために、ドレイクさんが親衛隊として手伝ってくれるようですし。 ドレイク はい!わたくしレヴィアたその親衛隊として尽力する所存であります! カ ちょっとなに言ってるかさっぱりですね・・・。 九頭竜さんは? 九頭竜 お、俺はレヴィアたんも気になるけど、実は贔屓にしてるアイドルがすでに居てね。 裏切るわけにはいかないのさ。 俺が買い支えないといけないって奴。 カ そ、そうなんですか、ハハ。 (その割にはレヴィアたんにがっついてましたけど・・・)